二人で横浜Walker②
サタンとカーバンクルの二人で横浜Walkerの旅、第二話です。
まだ目を覚まさないカーバンクル(弟3歳)をベビーカーに乗せたまま、サタンはスタート地点の馬車道駅を出発しました。
そのまま、まずは日本郵船歴史博物館へ向かいます。
博物館へ着いたものの、まだ馬車道駅から出発して5分も歩いておらず、さらにカーバンクルもまだ夢の中。
正直に言うとサタンは日本郵船の歴史に何の興味もないので、先も長いことですし、ここはスルーする場面です。
ところがこの博物館、通常は有料ですが、横浜シティウォークの参加者は特別に無料で入館できます。
無料と聞いてしまっては、無料大好きサタンがこれをスルーする訳には行きません。寄り道決定です。
ただ、博物館の入り口は階段になっており、サタンのベビーカーには熟睡中のカーバンクルが。
あたりを見渡しましたが、けっこう古くさい歴史ある建物みたいで、残念ながらバリアフリーと呼べるものはそこにはありませんでした。
サタンは、寝ているカーバンクルをベビーカーごと無理やり持ち上げて階段を登り、強引に入館。
歩くより、よほど疲れましたが、そこが無料である以上、スルー出来ないので仕方がありません。
階段でかなり揺れたハズですが、それでもカーバンクルは目を覚ましませんでした。
でも、本当は期待してなかったこの博物館が、これでなかなか楽しい。
船の模型がゴロゴロあるんです。
それも、1/100スケールのデカいのがいっぱい。
豪華客船やタンカー、はては南極観測船「宗谷(そうや)」まで!!
「宗谷」を知ってますか?
あの、カラフト犬のタロとジロを載せて南極に行って、犬を全部置き去りにして帰ってきて問題になり、後に映画「南極物語」の舞台にもなった、あの南極観測船「宗谷」ですよ!!
小学生時代に「南極物語」の映画に惚れて、マンガも絵本も持ってたサタンにとってはまさに鳥肌モノです!潮田(うしおだ)さーーーん!!
まだ目を覚まさないカーバンクルを連れて、サタンは博物館の館内をくまなく見学しました。
迫力のある模型がいっぱい見れたので、カーバンクルが起きてたら絶対に喜んだと思います。
館内は撮影禁止だったので、写真をみなさんにお見せできないのが残念です。
本当に、面白かったですよ。
それほど広くは無いので、約20分ほどで見学を終えます。
博物館を出るときもやはり、 ベビーカーごとカーバンクルを持ち上げて階段を降りました。ぜいぜい。
日本郵船歴史博物館を出たサタン一行は、横浜開港資料館の方へ向かって、再び南下。
道中、神奈川県警本部で気になる像を見つけてパチリ。
微笑ましい風景を再現した像ですが、神奈川県警といえば、残念ながら日本一不祥事が多い事でも知られる警察です。イメージ戦略の一貫で作られたものと推測されます。この像の様に県警察と市民のみなさんの良い関係を築いてもらいたいものです。
さて、次の目的地を目指し歩いていると、なにやら気になる建物が。
横浜税関です。
昭和9年築の建物で、流石に立派な建物だなと見ていたら、
なんと、本日限り無料で資料室が展示されています。
無料の謳い文句に誘われて、サタンは突入。
でも、税関の資料室って何だろ?と思っていたら、
ああ、こっちですか、なるほど。
麻薬の摘発現場も忠実に再現。
って、さっきから何だこの資料室は!?
これは、横浜税関資料室の目玉アトラクションとも言える、麻薬犬を使って麻薬を見つける遊びです。
この様に、麻薬の入った荷物に、麻薬犬を近づけると...あれ?
この様に、麻薬犬を荷物へ...おや?
はい、麻薬に反応してブルブルと反応します。
ただし、設定は以外とシビアな様です。
後は、偽ブランド品とかが展示されていました。
でも、展示してて良いのか?コレ。
最後は、イメージマスコットのカスタム君と記念撮影です。
って、デカっ!
デカすぎる。
カーバンクルのベビーカーが、まるでおもちゃに見える特大サイズです。
さて、横浜税関資料室の寄り道を終えて数分歩くと、
横浜開港資料館に到着しました。
もちろん無料です。
はい、突入決定ッ!
中には、幕末に横浜港が開港した頃からの資料や模型、浮世絵などがありました。
歴史に興味のあるお子さんにはなかなか良いですよ。
ただ、カーバンクルはまだこの状態です。
館内をぐるりと回って、そこを後にしました。
さて、二人の横浜Walkerな旅はまだまだ始まったばかりです。
この先、どんな展開が待っているのか?
今のところ、サタンの一人旅状態ですが、果たしてカーバンクルはいつ目を覚ますのか?
この後も、目を離せない展開が続きます。
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