毒りんごは絶対にゆずらない
サタンは、子供と遊ぶ時は楽しくなる程度の手加減をします。
ゲームや相撲、ボール遊びなど、
まぁ主役は子供ですから、多少の手加減は盛り上げる上での演出の一つと割り切っています。
/ ̄ヽ
∠)_・/ ∧∧
/ / (・ω・) あそぼ〜♬
(  ̄∪∪ ̄)
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毒りんご(ママ)は違います。
毒りんごの辞書に、手加減と言う文字は有りません。
勝負は常に全力。
毒りんごは、日頃から5倍返しを公言しています。
半沢直樹は倍返しですが、毒りんごは5倍です。
1回攻撃したら5回以上の反撃をする覚悟で望め、という訳です。
(;゚□゚)
そんな毒りんご、勝利に対する執着心が半端ないです。
例えば、桃鉄で負けたまま最後の月を迎えれば、迷わず終了日を延長します。
そして、勝ったまま最後の月を迎えたら「決めるしか無いな!」と言って即終了。
チ──(´-ω-`)──ン
人生ゲームの序盤で、差が付きすぎてどうにもならない展開になった時に、辛そうな毒りんごを見かねてサタンがゲームをリセットしたら、泣き出した事があります。
毒りんごが言うには、「嬉しすぎて涙が止まらなくなった」そうです。
まるで小学生のような飽くなき毒りんごの勝利への執着心。
サタンも、アルル(姉小3)も、カーバンクル(弟2歳)も、泣く子にはかないません。
( ºωº ;)…
昨日、毒りんごとアルルが「アルプス一万尺」の手遊びを始めました。
『アーループースー♪
いちまんじゃーくー♪
こーやーりーのー♪
うーえで♪...』
久しぶりだったからか、毒りんごはあちこち間違いながら終えました。
ですが、何度か繰り返してコツを覚えた毒りんごは、次第にペースを上げてきます。
『アルプスいちまんじゃくッ!
こやりのうえでッ!』
あせるアルルを無視して、毒りんごはどんどん加速します。
『アルプスイチマンジャクッ‼
コヤリノウエデッ‼
アルペンオドリヲッ‼
サアオドリマショッ‼』
気づけば毒りんごの独壇場。その大人げないスピードに、アルルはとてもついていけません。
『ランラランランランランランラン、ランラランランランランランッ‼
ランラランランランランランランッ!!
ランランランランランッ‼ ヘイッ‼』
づ∧_∧づ ∧_∧"
づ ゚□゚)づ∴“ ( )"
"づづづづづ∴≒( )"
づづづづづづ∵ “/ ヘ"
(_/⌒ヽ_)∴ “(_/⌒ヽ_)"
最後はアルルを押しつぶしながらフィニッシュ。
毒りんごは、満足げな顔でアルルを見下したまま
「はいッ、お母さんの勝ちね!」
と言い放ちました。
いやいやいや、勝ちって何だよ!
∑(๑º口º๑)!!
アルプス一万尺って、勝ちとか負けとかそう言う遊びじゃ無かったよね!?
毒りんごの勝利への執着心、やっぱ半端ねーわ!!
サタンのお受験クエストは、こんな毒りんごと一緒にまだまだ続きます。